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アニメ『天元突破グレンラガン』について、個人があれこれつづるブログです。オフィシャルとは関係ありません。
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ニアはもともと、ダブルヒロイン制にしようと決めて「じゃあお姫様でも出しとくか」的なノリで作られたキャラだったらしいです。
で、天然だったりロリだったりするのだけれど、それがどんどん膨らんで、TV版より劇場版、小説版で、ますます良いキャラに進化していったと思います。

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どちらかというと主役より脇役に目が行ってしまう自分としては、TV版4部のシモンの、妙に「えらそう」(←おい!)な部分は、正直あまり好きではありませんでした。
シモンは前半の、特に11話みたいな、ヘタレだけど必死に強がっているところが好きだったもんで……すみません。

「常に主人公がすることが正しい・主人公は何をしても許される・主人公は勝つ」という流れが、自分は好きじゃないのかもしれません。
う〜ん、ひねくれてるのかなぁ(^_^;) 判官贔屓みたいなものかな。

だから17話のカミナシティ大火災で愕然とした表情のシモンに「うわぁ! これからどうなるんだ!?」とドキドキワクワクしちゃって、23話で「……なーんだ、結局『ロシウが間違っていました』で終わりかぁ……」と、ちょっと拍子抜けしちゃったんですけど。

そのへんの不満がきれいに解消されたのが小説第4巻でした。
小説版の4部シモンは全然「えらそう」に見えない。
すごくかっこよく見えるんです。なぜだ。
いや、自分でも十分、おかしいのはわかってるんですが。
小説4巻、読み返し続けてました(^_^;)
読み返すたびに違う箇所が胸に残る。
まさかアニメのノベライズで泣かされる日が来るとは思わなかった。

先日書いた感想に誤りがあったので訂正しておきました。
元の文章もそのまま残してあります。

突然ですが、自分はけっこういい年です。
いや、中島かずきさんよりはずっと下ですが。
どのくらいの年かというと、周囲の人に「ポニョを見に行った」とは言えても「グレンラガンを4回見に行った」とは、胸をはって言えないぐらいの年です(^_^;)

だからたぶん、グレンラガンの本来のターゲットである中高生には絶対わからないような言葉に強く反応してしまうんだと思う。うん、年のせいだと思う。

たとえばこんな言葉↓
グレンラガンの、数々の納得できない部分を自分に納得させるために、いろいろ読んだり書いたりしてきたけれど、もうその必要がないんじゃないかと思うぐらい、小説第4巻で納得しました。堪能しました。本当にありがとうございます中島かずきさん。

ネタバレです。ネタバレします。いいですね?
未読の方は回避してください。
そして今すぐ買って読んでください。お願いします。

あとめちゃくちゃ長いです。興奮のあまり文章も乱れています。注意してください。





……あのー、「ここはTV版の方がよかったのに」という箇所が、ひとつも見つからないんですけど……


最高だ!!!


やってくれたよ!
やりやがったよ!
中島さんを信じてて、ほんっとによかったよ!!

もう、痒いところに手が届きすぎて夢のようだ!

今ざっと数えただけで、10個以上は、TV版の疑問やわだかまりが
解消されたよ!!


ありがとうありがとうありがとう、もうありがとうとしか言いようがない。

これを待っていたあああああああ!!!!!!!
『グレンラガン』と『天の光はすべて星』のラストシーンに共通する「せつなさ」って、どこかで見たような気がする。

でも例によって思い出せないんです。記憶力ないからなー。読んだ本や見た映画のほとんどを忘れてるもんなー(^_^;)

祭りのあとのせつなさ。でもまだ全てが終わったわけではない感じ。

単純に、登場人物がみんな死んで終わり、というのとも違う。
終末モノとも違う。
最初に登場人物が過去を振り返るところから始まるような、センチメンタルなものとも違う。

むしろ物語の最中は結末がどこへ行くかわからなくて、ドタバタやお笑いもありで、ワクワクしながら楽しんでいたのに、気がついたら最後はこんなに遠くまで来てしまった、そういう感じ。

真っ先に思いついたのは、レイ・ブラッドベリの『火星年代記』でした。
連作短編集で、最後の一編は単独で読むと皮肉なオチ話にすぎないんだけど、第1話から続けて読んでくると、ラストシーンにたどり着いたとき、すごくせつなくなるのです。

SFじゃないけどガルシア・マルケスの『百年の孤独』。
怒濤のようにすべてが過ぎさっていく。

日本だと、光瀬龍の『百億の昼と千億の夜』はあまりにも一般人からかけ離れてしまうので、むしろ田中芳樹の『銀河英雄伝説』の「伝説は終わり歴史が始まる」の方が雰囲気が似ている気がするんですが、どうでしょう?

なんかもっとこう、他に適切な例がいっぱいありそうなんだけど、思い出せません(^_^;)

ラストだけ抜き出して見てもそれほど特別なシーンではないのに、最初から最後まで物語をたどる長い旅をしてくると、ぶわっとこみあげてくるものがある。そういう話……

あ、一番の大物は『指輪物語』だな! 最後のサムのセリフだな!
公式ブログでも表紙絵が発表されていました。
このぶんだと、今度こそ本当に出るみたいですね。

実はちょっとナーバスになってます。出るのはうれしいけど、これで終わりなんだ……と思うと、ちょっと。うう、すみません。

「ページ数がすごい」というのに期待してます。うんと厚いとうれしいな。



2008年9月、「ハヤカワ文庫の100冊」フェアのために書店店頭で配布されていた小冊子です。SF界の超大物アーサー・C・クラークの『宇宙のランデヴー』と並んで、フレドリック・ブラウンの『天の光はすべて星』も紹介されています。

で、どこにも「解説・中島かずき」の注釈がないのに、内容は本書よりグレンラガンの紹介になっています。

グレンラガンを知らないSFファンの人が見たら、何事かと思いますよね……(^_^;)

あ、本書の帯にはちゃんと「巻末エッセイ:中島かずき」の文字が入ってますよ〜。
復刻版が発売されてすぐ買って読んでいたのですが、昨日中島かずきさんのエッセイを読んでせつない気もちになって、感想を書いていたことを思い出しました。
いちおうあげておきます。
未読の方はネタバレご注意ください。



とりあえず『グレンラガン』に関してはこれで一段落。そろそろ気持ちを切り替えなくてはなりません。
中島かずきさんのアエラのエッセイより。


本当に小説4巻書き終わったんですね……お疲れさまでした。
これなら12月発売というのも本当みたいですね。

でもなんだかこの文章がとてもせつなかった……
うう、すみません、ファンのわがままです(T_T)

まぁ、このせつなさがグレンラガンなんですけど。
過ぎた過去を嘆く暇はなく未来へ進んでいくのがグレンラガンなんですけど。

とりあえず一ファンとしては、螺巌篇まではグレンの背中を追い続けます。漫画版もまだ続くしね。

中島かずきさん、ほんとうにほんとうにありがとうございました!
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