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アニメ『天元突破グレンラガン』について、個人があれこれつづるブログです。オフィシャルとは関係ありません。
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復刻版が発売されてすぐ買って読んでいたのですが、昨日中島かずきさんのエッセイを読んでせつない気もちになって、感想を書いていたことを思い出しました。
いちおうあげておきます。
未読の方はネタバレご注意ください。




『天の光はすべて星』も読みましたよ〜中島かずきさん解説につられて!
泣きそうになった。
SFなんだけど、宇宙なんか出て来ない。宇宙に行きたくて、行けなくて、行った夢を見てた男が、宇宙に行こうとして足掻く切ない話。愛する人の死、宗教という別の道を通って同じ夢を見る友、周りで支えてくれる素敵な仲間たち、そして最後の最後に足をすくったのは、自らの夢。最後は、宇宙への夢に目を輝かせる子どもと一緒にロケットの発射を見に行くところで終わる。
実際に飛ぶロケットも宇宙の描写もない、なのに凡百のスペースオペラよりも宇宙を感じる話。

もうこの切なさが、3部以降のグレンラガンだよ〜。

グレンラガンは「ひとを、世界を、僕らを揺さぶる話」とムックの解説で志田英邦さんが書いてたけど、そうなんですよ、揺さぶられちゃうんですよ、ずるいんですよ。

何とか自分の中で解説しようと足掻いてしまうんですよ。でもたぶん、作り手さんたちは明快な答えを用意しているわけではなく、ただ揺さぶるだけだから、ここぞという感動ポイントを配置するプロだから、自分でこういう話が見たい! 好きだ! 理屈なんてねえ! ってやっている感じだから。たぶんだけど。

だから振り回されてしまうんだけど……ジェットコースターに意味なんてないよね? そういう話。
でも何度でも乗ってしまいたくなる恐ろしい中毒性を持ったジェットコースターですグレンラガンは。
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