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アニメ『天元突破グレンラガン』について、個人があれこれつづるブログです。オフィシャルとは関係ありません。
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螺巌篇ショック(ラガン・インパクト?(笑))で後回しになってしまいましたが、森小太郎さんの漫画版の感想です。

今月分までが単行本4巻になるそうです。6月27日発売!
そして来月は単行本作業のためお休みだそうです。次回は8月号(これも6月27日発売)!

おまけページ「グレン大王(だいおう)エン団」の恒例4コマ、今月のゲストは『紅蓮学園篇』を描いた吉川かば夫さんです。学園篇を好きな方はぜひ今月の電撃大王を買ってくださいね。可愛いヨーコとニアが見られますよ。

映画が終わっても、漫画版が打ち切りにならないといいなぁ……
漫画版には、3・4部への伏線が異常なほど盛り込まれているので、何とか無事に最終回まで描ききってほしいです。
万が一出版社に捨てられたらガイナックスで出版部を作ってしまえばいい(笑)

以下ネタバレです。
今月はいよいよあのシーンでした。
あの異様な画の迫力は、とても文章では説明しきれないので、11話のシモン復活シーンを愛する方はぜひ電撃大王を買ってください、今月だけでも!(懇願)

「ニアは…渡さない!」
 しょっぱなから凄い迫力のシモンと総力戦の俯瞰です。紅蓮篇よろしくシュザックをよじ登るシモン。コアドリルはなく、ハンドドリル1本です。

■見境なくモウキーンで爆撃するシトマンドラに「アタシらもいるんだぞ!?」と怒るアディーネ様。ここでシトマンドラが生き残ったら、後が大変ですね。

■ニアの過去には劇団イヌカレーさんの絵は使われませんでしたが、ヨーコの回想には、「ハリガネ星人」(by 福井裕佳梨さん)の絵が、しっかり使われています。

■この、紅蓮篇にはなかった、必死で手を伸ばし合うシモンとニアがいい……!
 えーと、2人とも左利き?(笑)
 でもすごくいい……!

■この、ニアの握りしめた手の中にコアドリルが入っているんですね!
 ニアがシモンにコアドリルを渡すんですね!
 (見えないんだけど、その後の展開からたぶんそういうことかと)

■出ました漫画版名物・ダヤキヨ補完!
「第三艦橋にいても何もできないわ!」と、ダヤッカにダヤッカイザーを借りるキヨウ。
 完全にキヨウの迫力に負けているダヤッカ。
 第三艦橋と言えばTV版では「毎回壊される」がお約束でしたが、とうとう「あんなトコ」とルビを振られてしまいました……不憫な第三艦橋。

■そして自分も出たがるけどガンメンがないのであきらめるキヤル。可愛い。
 キヤルンガ登場の伏線です。
 あと、キヨウがキヤルに、ギミダリの面倒をみるように言いつけます。
 漫画版では、イモむきシーンでキノンとキヤルがカミナのことを口にしたとき、ギミダリが泣きそうになり、キヤルがあわててあやまるところがあるんですよね。
 キヤルはシモンと同じぐらいの年齢なのかな? 大きく分ければ大グレン団の中では年下組に入ると思うのに、TV版ではギミーやダリーとの交流はまったくなかったので、小さい子たちの面倒をみるキヤルって、なんかいいなぁ。

■落ちるシモンの心理描写、漫画版ではちゃんとセリフがあってわかりやすくなっています。
「もう諦めるしかないのか……」
「いや…まだだ」
「ニアが待ってるんだっ」
「もう一度だけでいい 俺に力を…」
「力を貸してくれ……っ」


 そして「ラガーン!!!」の叫びにラガンが応える!
 大グレン団の皆もハッとする!

■紅蓮篇では泣きながらだったニアの「私もシモンを信じます!」が、正面を向いて、きっぱりとした表情になっています。こっちの方が好きだ!

■漫画の良いところは必殺技の名前の意味がわかりやすいところ(笑)
 ビャコウの「アルカイド・グレイブ」は「破軍の刃鎗」でした(ちなみにアルカイドは中国では「破軍」と呼ばれている北斗七星の中の一つの星の名前ね)。
 シュザックの「マジェスティック・ビッグ・チョッパー」は「堂々たる大包丁」(笑)
 いや~日本語のルビって便利だな!

■ニアのパンツも正面向きで堂々と!!!

■そして「助けに来たよ! ニア!」ではじめて「はぁうぅうぅ」となるニアのアップがもう、可愛くて可愛くて可愛くてどうしようもなく可愛いです!!!
 その前の、シトマンドラと対峙するところでは気丈に涙を見せなかった分、ここでこらえていたものが一挙に吹き出す感じがイイ! 紅蓮篇よりイイ!

■シモンに飛びつく前に涙をぬぐうところもいい。お互い名を呼び合いぎゅっと抱き合うところもいい。

■空中でぐるっと回るシーンでも、微妙にセリフが足されていました。お互いに「わかった」と言い合うところも、シモンは「アニキがラガンがブータが そしてみんなが教えてくれた…」と言い、ニアも「私もわかったの シモン あなたのおかげよ ありがとう」と言う。

 つまり、2人とも、自分の力だけで「わかった」わけではない、って言うんです!

 周りの人たちのおかげなのだと。

 螺巌篇で、「シモンとニアの物語」に絞り込むために「みんな」の物語が削られたことにショックを受けていた直後だったので、ここのシーンを読んで、泣きました。

 そう、このカップルは、2人だけでいちゃいちゃして満足しているカップルじゃないんですよ!
 仲間たちに囲まれて、その中ではぐくまれていくカップルなんですよ!

 そしてちゃっかり(いつの間に!?)乗り込んでいるブータも共に、「さぁ行こう みんなの所へ…」「えぇ!」となる……

 ありがとう森小太郎さん、自分がラガン(篇)・インパクトから立ち直れたのは、シモンとあなたのおかげです。

■そのころの「みんな」はアディーネ様とヴィラルにボコられてました。
 背中合わせで立つセイルーンとエンキドゥがかっこいいよ! アニメでなかったですよね、この構図!

■ヴィラルの「勘違い」も健在でした。紅蓮篇オーディオコメンタリーで中島かずきさんが「たまらない」と食いついていました、ここのヴィラル。10歳の子どもにはねのけられるわ、攻撃せずにわざわざラガンが来るのを待っちゃうわ、これでこそヴィラル。
 しかもグレンラガンが合体しても、まだカミナだと思いこんでます。

■シモンさんの「合体だ!」が男らしいのに、ロシウの「はい」が、フォントのせいで、女の子っぽく見えます(- -;) 。
大丈夫かロシウ。写真集や螺巌篇のせいで心配になってきた……(- -;)

■そして「あのシーン」です。

■うれしかったのは、シモン復活でハッとする「みんな」が細かく描かれていたこと。特にロシウは、TV版でも紅蓮篇でもこのシーンで消えているので(笑)、「こいつがシモンのことを一番心配していたのになぁ……」と思っていましたが、ちゃんと描いてもらえて、よかった。

■リーロンが一人うんうんとうなずいているのもアニメそのままで、モリコタさんの仕事の細かさに感動しました。

■カミナの死のシーンも凄かったですが、音も動きも色も光もない「漫画」という媒体で、ここまでの迫力をどう出すか、本当に考えて考えて、魂こめて描いてるんだろうなぁと思います。このシーンを読めただけで、電撃大王買ってよかったと思えます。

■まだ読んでいない方は買ってください(笑)
(劇場版が終わったので、2部で打ち切られるのではないかとヒヤヒヤしています。これからもグレンが載ってる限り買うから、打ち切らないでくれ電撃大王!)
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