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アニメ『天元突破グレンラガン』について、個人があれこれつづるブログです。オフィシャルとは関係ありません。
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『グレンラガン』と『天の光はすべて星』のラストシーンに共通する「せつなさ」って、どこかで見たような気がする。

でも例によって思い出せないんです。記憶力ないからなー。読んだ本や見た映画のほとんどを忘れてるもんなー(^_^;)

祭りのあとのせつなさ。でもまだ全てが終わったわけではない感じ。

単純に、登場人物がみんな死んで終わり、というのとも違う。
終末モノとも違う。
最初に登場人物が過去を振り返るところから始まるような、センチメンタルなものとも違う。

むしろ物語の最中は結末がどこへ行くかわからなくて、ドタバタやお笑いもありで、ワクワクしながら楽しんでいたのに、気がついたら最後はこんなに遠くまで来てしまった、そういう感じ。

真っ先に思いついたのは、レイ・ブラッドベリの『火星年代記』でした。
連作短編集で、最後の一編は単独で読むと皮肉なオチ話にすぎないんだけど、第1話から続けて読んでくると、ラストシーンにたどり着いたとき、すごくせつなくなるのです。

SFじゃないけどガルシア・マルケスの『百年の孤独』。
怒濤のようにすべてが過ぎさっていく。

日本だと、光瀬龍の『百億の昼と千億の夜』はあまりにも一般人からかけ離れてしまうので、むしろ田中芳樹の『銀河英雄伝説』の「伝説は終わり歴史が始まる」の方が雰囲気が似ている気がするんですが、どうでしょう?

なんかもっとこう、他に適切な例がいっぱいありそうなんだけど、思い出せません(^_^;)

ラストだけ抜き出して見てもそれほど特別なシーンではないのに、最初から最後まで物語をたどる長い旅をしてくると、ぶわっとこみあげてくるものがある。そういう話……

あ、一番の大物は『指輪物語』だな! 最後のサムのセリフだな!
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