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アニメ『天元突破グレンラガン』について、個人があれこれつづるブログです。オフィシャルとは関係ありません。
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いや、自分でも十分、おかしいのはわかってるんですが。
小説4巻、読み返し続けてました(^_^;)
読み返すたびに違う箇所が胸に残る。
まさかアニメのノベライズで泣かされる日が来るとは思わなかった。

先日書いた感想に誤りがあったので訂正しておきました。
元の文章もそのまま残してあります。

突然ですが、自分はけっこういい年です。
いや、中島かずきさんよりはずっと下ですが。
どのくらいの年かというと、周囲の人に「ポニョを見に行った」とは言えても「グレンラガンを4回見に行った」とは、胸をはって言えないぐらいの年です(^_^;)

だからたぶん、グレンラガンの本来のターゲットである中高生には絶対わからないような言葉に強く反応してしまうんだと思う。うん、年のせいだと思う。

たとえばこんな言葉↓

「そのやりとりは七年前と同じだった。地上奪還をめざして獣人軍と戦っていたわかりやすいあの時代と。」(小説『天元突破グレンラガン』第4巻)

この「わかりやすいあの時代」で泣けてしまう。
単純に「昔と同じだった」とか「あの頃はよかった」ではないところに。

1・2部が勧善懲悪のわかりやすい話なら、3部はそれだけじゃ世の中済まないよという話。そして4部は3部をいったん認めた上で(否定ではなく、かといって賛同でもないところに注意)でもそれより上の道を俺は選ぶよというアウフヘーベンな話。

3・4部がコドモに人気ないのもわかるな!
いや、中高生が3・4部が好きとかロシウの気持ちもわかるとか言い出したら「大丈夫か、お前!」って肩つかんで揺さぶりたくなっちゃうよ(笑)。

実際、小学生が「ニアやキタンが死ぬことなかったのに。ロシウは死んでよかったのに」と言っているのを聞いたことがある。うんうん、1・2部の世界だとそうだよね。良い人は幸せになり、悪いことをした人はひどい目にあう。勧善懲悪の世界だったらそうだよね。

「わかりやすいあの時代」なら。

遠くへ来ちゃったな、と思う。宇宙の果てよりも遠くに。
ああもったいない。同世代以上の人たちにこの物語を知ってほしい。それが無理なら現在グレンラガン大好きな小学生や中高生に、20年後もう一度このアニメを見てほしい。
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