アニメ『天元突破グレンラガン』について、個人があれこれつづるブログです。オフィシャルとは関係ありません。
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3部の終わり方について。
自分は、21話ラストの「あきらめるな!」で盛り上がってしまったんで、てっきり次の22話では「お前を信じろ!」とか「合体だ!」「はい!」とかが来るだろうと予測していたら、来なかったので、「あれ~?」とがっかりしていたのですが……
「みんながノリノリになっているのに相変わらずロシウだけがのれない」というところは、監督が、こだわったところなのだそうです。
自分は、21話ラストの「あきらめるな!」で盛り上がってしまったんで、てっきり次の22話では「お前を信じろ!」とか「合体だ!」「はい!」とかが来るだろうと予測していたら、来なかったので、「あれ~?」とがっかりしていたのですが……
「みんながノリノリになっているのに相変わらずロシウだけがのれない」というところは、監督が、こだわったところなのだそうです。
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3部最終回。
アークグレンラガン登場、月落下阻止、ニアが本星へ召還されるまで。
感想がどんどん長くなってすみません。やっぱり自分は3部好きなんですね。
不満も多いけれど、3部に惹かれるからこそ、不満をぶちまけたり語ったり、したくなっちゃうんですね。
アークグレンラガン登場、月落下阻止、ニアが本星へ召還されるまで。
感想がどんどん長くなってすみません。やっぱり自分は3部好きなんですね。
不満も多いけれど、3部に惹かれるからこそ、不満をぶちまけたり語ったり、したくなっちゃうんですね。
小説3巻で、中島かずきさんがやたらとロシウを美形扱い(?)しているのを読んで、「たぶん中島さんの頭の中ではロシウは『髑髏城の七人』の蘭兵衛なんだろうなー」と考えていたのですが……
先日、中島さんがエッセイの中で『ジーザス・クライスト・スーパースター』にふれているのを読んだら、「ひょっとして、中島さんは3部でロシウに(主人公を裏切る)ユダをやらせたかったのだろうか?」と思いつきました。
(『ジーザス〜』はアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲、ティム・ライス作詞の有名なミュージカルで、キリストの受難を裏切り者ユダからの視点で描いています)
「いやなんでそこで殺そうとするのかわかんないんですけど!」
「そんなに悩むなら止めときゃいいだろ!」
とつっこみたくなるあたりが、似ているなあって。
ユダといえば史上最大の裏切り者ということになってます。
ロシウってたぶん最初から「裏切る」ために作られたキャラだったんだろうなー。
最後に死んだり精神崩壊という終わり方でなくて、ほんっとによかったです……
先日、中島さんがエッセイの中で『ジーザス・クライスト・スーパースター』にふれているのを読んだら、「ひょっとして、中島さんは3部でロシウに(主人公を裏切る)ユダをやらせたかったのだろうか?」と思いつきました。
(『ジーザス〜』はアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲、ティム・ライス作詞の有名なミュージカルで、キリストの受難を裏切り者ユダからの視点で描いています)
「いやなんでそこで殺そうとするのかわかんないんですけど!」
「そんなに悩むなら止めときゃいいだろ!」
とつっこみたくなるあたりが、似ているなあって。
ユダといえば史上最大の裏切り者ということになってます。
ロシウってたぶん最初から「裏切る」ために作られたキャラだったんだろうなー。
最後に死んだり精神崩壊という終わり方でなくて、ほんっとによかったです……
アダイ村+3部の原型って、トム・ゴドウィンの『冷たい方程式』ですよね?
あちこちで引用されたりパロディが作られている、古典的SFのお題のひとつです。
ウィキペディア見たら「『方程式もの』リスト」を作っている人がいましたよ。すごいなぁ。
「極限状態で、多数の人の命を救うために一人の(何も悪いことをしていない)人間の命を犠牲にしなければならない、さあどうする?」……というお話です。
公式ムックで中島かずきさんが、アダイ村の元ネタは『龍の子太郎』だと言っていましたが、こちらは松谷みよ子が日本各地の民話を題材に書いた童話。
すっげー意訳しますと、
「食料不足の村で、お腹のすいたお母さんが、3匹の魚を、他の人に分け与えず一人で食べてしまう。天罰が下ってお母さんは龍になり、暗い湖の底で暮らすことに。息子の太郎は冒険の末にお母さんの元にたどり着き、『そんなのお母さん悪くないじゃん! みんなビンボが悪いんや! 山をぶっ壊してこの湖を埋めて田んぼにしちゃおうぜ!』と言って、お母さんの背に乗って、一緒に山に体当たりするのだった。」
……というお話です(言葉はかなり違います。すみません)。
ここで「神様ごめんなさい。お母さんを許してください」と祈ったりせず、「そんなことで罰を当てる方がおかしいじゃん!」という展開になるところが、たぶん、グレンラガンにつながっていると思います。
あちこちで引用されたりパロディが作られている、古典的SFのお題のひとつです。
ウィキペディア見たら「『方程式もの』リスト」を作っている人がいましたよ。すごいなぁ。
「極限状態で、多数の人の命を救うために一人の(何も悪いことをしていない)人間の命を犠牲にしなければならない、さあどうする?」……というお話です。
公式ムックで中島かずきさんが、アダイ村の元ネタは『龍の子太郎』だと言っていましたが、こちらは松谷みよ子が日本各地の民話を題材に書いた童話。
すっげー意訳しますと、
「食料不足の村で、お腹のすいたお母さんが、3匹の魚を、他の人に分け与えず一人で食べてしまう。天罰が下ってお母さんは龍になり、暗い湖の底で暮らすことに。息子の太郎は冒険の末にお母さんの元にたどり着き、『そんなのお母さん悪くないじゃん! みんなビンボが悪いんや! 山をぶっ壊してこの湖を埋めて田んぼにしちゃおうぜ!』と言って、お母さんの背に乗って、一緒に山に体当たりするのだった。」
……というお話です(言葉はかなり違います。すみません)。
ここで「神様ごめんなさい。お母さんを許してください」と祈ったりせず、「そんなことで罰を当てる方がおかしいじゃん!」という展開になるところが、たぶん、グレンラガンにつながっていると思います。
ヨマコ先生とコレハナ島の子どもたちの物語から、宿命合体まで。
TV版でいうと19〜20話のあたりから、小説版のフォローが激しくなってきます。
TV版だと、見ているときは「次はどうなる? どうなる?」って感じでおもしろく見られるんですが、後でよく考えると、不自然で、スッキリしないところが多い。
19話感想でも書きましたが、このあたりは主人公のシモンと中心人物のロシウの心理がさっぱりわかりません。
TV版だと、見ているときは「次はどうなる? どうなる?」って感じでおもしろく見られるんですが、後でよく考えると、不自然で、スッキリしないところが多い。
19話感想でも書きましたが、このあたりは主人公のシモンと中心人物のロシウの心理がさっぱりわかりません。
監獄での喧嘩から「ずいぶんつまんない女になったわね、ニア」まで。
キタン大活躍、大グレン団復活回。
キタン大活躍、大グレン団復活回。
小説を読んだ後で3部を見直すと、ここまでロシウを悪っぽく描かなくても話は成立したんじゃないかなー、と思います。
自分は、物語半ばで世界を引っくり返してみせた3部の展開を高く評価しているのですが、むしろ「今までの戦いは間違いだったのか!?」や「シモンの螺旋力が宇宙を滅ぼす!?」でドッキリさせた方がよかったんじゃないかなぁ、と思っています。物語全体のバランスからいって。
あくまで主人公はシモンなんだから。
自分は、物語半ばで世界を引っくり返してみせた3部の展開を高く評価しているのですが、むしろ「今までの戦いは間違いだったのか!?」や「シモンの螺旋力が宇宙を滅ぼす!?」でドッキリさせた方がよかったんじゃないかなぁ、と思っています。物語全体のバランスからいって。
あくまで主人公はシモンなんだから。
裁判から、ヴィラルの「ようこそ監獄へ」まで。
CDジャケットはまた島本和彦ですよねっ? ですよねっ?
違うのかなぁ……(T_T)
最近、日曜朝のアニメ『イナズ●イレ●ン』について、人が「おもしろい」「小学生にも人気らしいよ」と言うのを聞くたび、
「くっそ〜! 島本和彦が中島かずき原作でサッカー漫画を描いてくれればッ! あんなアッサリ薄味の必殺技なんかに負けないのにッ!!!」
と、歯ガミしていたのですが(『イナ●マイ●ブン』が好きな方、ほんとうに申し訳ございません(^_^;))。
そこへ、紅蓮篇DVD特典が発表され、
「よっしゃあ! 高校野球だな! そうか中島さんの世代はサッカーより野球だもんな!!!」
と、勝手に盛り上がっておりました。
もっとも、題名だけで中身は全然野球と関係ない、というのも大いにありそうなのですが(^_^;)
(以下、どうでもいい妄想なのでたたみます)
違うのかなぁ……(T_T)
最近、日曜朝のアニメ『イナズ●イレ●ン』について、人が「おもしろい」「小学生にも人気らしいよ」と言うのを聞くたび、
「くっそ〜! 島本和彦が中島かずき原作でサッカー漫画を描いてくれればッ! あんなアッサリ薄味の必殺技なんかに負けないのにッ!!!」
と、歯ガミしていたのですが(『イナ●マイ●ブン』が好きな方、ほんとうに申し訳ございません(^_^;))。
そこへ、紅蓮篇DVD特典が発表され、
「よっしゃあ! 高校野球だな! そうか中島さんの世代はサッカーより野球だもんな!!!」
と、勝手に盛り上がっておりました。
もっとも、題名だけで中身は全然野球と関係ない、というのも大いにありそうなのですが(^_^;)
(以下、どうでもいい妄想なのでたたみます)