アニメ『天元突破グレンラガン』について、個人があれこれつづるブログです。オフィシャルとは関係ありません。
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いよいよ中島脚本の第3部。後半開始。
7年後の世界紹介から、カミナシティ大火災と黒ニア宣戦布告まで。
オープニングの『空色デイズ』は歌詞が2番になり、エンディングはHIGH VOLTAGEの『UNDERGROUND』から、アフロマニアの『みんなのピース』になります。もちろん画も変わります。
サブタイトルはロシウのセリフ、マナベさんデザインフォントになります。
中島かずきさんって、結局「セルフツッコミ」が上手いんだよなぁ、と、第1話や前夜祭ショートストーリーや小説4巻を見て、思う。
おかげで、今では単純に熱血できないスレた大人でさえ、こんなに気持ちよくハマれてしまう。ありがとう、セルフツッコミ。ありがとう、グレンラガン。
その、シリーズ最大のセルフツッコミともいえるのが、この第3部。
2008〜2009年の年またぎ再放送が、17話までだったというのは、正しかったと思う。
15話できれいに気持ちよく終わっていたら、それはそれで楽しかったけど、それってグレンラガンじゃないもん……
7年後の世界紹介から、カミナシティ大火災と黒ニア宣戦布告まで。
オープニングの『空色デイズ』は歌詞が2番になり、エンディングはHIGH VOLTAGEの『UNDERGROUND』から、アフロマニアの『みんなのピース』になります。もちろん画も変わります。
サブタイトルはロシウのセリフ、マナベさんデザインフォントになります。
中島かずきさんって、結局「セルフツッコミ」が上手いんだよなぁ、と、第1話や前夜祭ショートストーリーや小説4巻を見て、思う。
おかげで、今では単純に熱血できないスレた大人でさえ、こんなに気持ちよくハマれてしまう。ありがとう、セルフツッコミ。ありがとう、グレンラガン。
その、シリーズ最大のセルフツッコミともいえるのが、この第3部。
2008〜2009年の年またぎ再放送が、17話までだったというのは、正しかったと思う。
15話できれいに気持ちよく終わっていたら、それはそれで楽しかったけど、それってグレンラガンじゃないもん……
いやこの17話も何も言うことありません。すごくよく、出来ている。
1話みたいな、はずむようなテンポの良さもないし、見ててあんまり楽しくないけど、よくぞここまで違う話にしたと拍手したい。
強いて言うなら、ここまでロシウを悪っぽく描かなくてもよかったのにな、と今なら思う。
小説3巻だともっと淡々としているけど、画で見ると、明らかに悪人になってるもんなぁ。
TVのときは、とにかく見ている人を驚かせる方を重視していたんだろうな。
それでも「僕だけじゃない、君たち若い世代がいる」は結構重要なポイントだったと思う。
3部前半のロシウの言動はかなりミスリード狙いだと思うけど、「単純な権力欲や私利私欲に取り憑かれた悪役ではない」という1・2部から張りまくられていた伏線は、実は17話でもちゃんと提示されているんですね。
(一見)変わり果てた世界とキャラに呆然。作り手に突き放されたような、このさびしさ。
画面全体の美術の色も暗く、BGMまで今までの耳になじんだ音ではなくなってしまう、この芸の細かさ。
よ〜く聞くと『メガネできめよう』は『アダイ村のデコ助』の変曲、『ポイズン・ポリズン』も「お前のXXXで天を衝け!!」シリーズらしいのだけれど、あまりに変わりすぎていて、わからなかったです(^_^;)
7年後という設定は、何年後にするか試行錯誤の末に割り出した数字らしいですが、中島さんはキリスト教の天地創造の7日間の「7」にこだわっているようです、後付けっぽいけど。
最初はてっきり、ファーストガンダム→Zガンダムのパロディだろうと思っていましたが、どこにもそういうコメントがないので、それは関係ないようです。
Zガンダムでは、戦艦をうろちょろしていたカツレツキッカのうちカツだけパイロットになってレツとキッカがお腹の大きいフラウさんのそばにいましたが、アダイ組とキヨウさんの設定は、それとは関係ないようです(^_^;)
唯一なごめるニア+キヨウ&キヤルのシーンは、ニアがプロポーズを断る流れがちょーっと不自然な感じでちょーっとだけ不満なんですが、その後の展開はさすがに上手いなぁと思う。
キヤルの「えーと」とか、キヨウの「大事なのは気持ち!」とか、指輪を見てうれしそうなニアのあまりにも可愛い表情とか、アニキ像の前でガッツポーズをとったりロシウの前でふんぞり返ってみせるシモンとか。
そのままグラパールの活躍も見せてヴィラルの「やってることは螺旋王と同じ」まで一気に流れて行く、このへんはテンポが良くて、とても好き。
グラパールの、スマートだけどいかにも「軽そう」な銃撃音とか、SEまで芸が細かいです。
「なぜそう楽な道を行く」のセリフの背後で必殺技叫びがむなしく聞こえているという演出は、あまりにも秀逸だと思います。
そしてここから毎回「ジャーン!」という効果音が入りそうな、「次回どうなるッ!?」な終わり方(いわゆる「ヒキ」というやつですね)が始まります(^_^;)
『週刊グレンラガン』の始まり始まり〜です。
1話みたいな、はずむようなテンポの良さもないし、見ててあんまり楽しくないけど、よくぞここまで違う話にしたと拍手したい。
強いて言うなら、ここまでロシウを悪っぽく描かなくてもよかったのにな、と今なら思う。
小説3巻だともっと淡々としているけど、画で見ると、明らかに悪人になってるもんなぁ。
TVのときは、とにかく見ている人を驚かせる方を重視していたんだろうな。
それでも「僕だけじゃない、君たち若い世代がいる」は結構重要なポイントだったと思う。
3部前半のロシウの言動はかなりミスリード狙いだと思うけど、「単純な権力欲や私利私欲に取り憑かれた悪役ではない」という1・2部から張りまくられていた伏線は、実は17話でもちゃんと提示されているんですね。
(一見)変わり果てた世界とキャラに呆然。作り手に突き放されたような、このさびしさ。
画面全体の美術の色も暗く、BGMまで今までの耳になじんだ音ではなくなってしまう、この芸の細かさ。
よ〜く聞くと『メガネできめよう』は『アダイ村のデコ助』の変曲、『ポイズン・ポリズン』も「お前のXXXで天を衝け!!」シリーズらしいのだけれど、あまりに変わりすぎていて、わからなかったです(^_^;)
7年後という設定は、何年後にするか試行錯誤の末に割り出した数字らしいですが、中島さんはキリスト教の天地創造の7日間の「7」にこだわっているようです、後付けっぽいけど。
最初はてっきり、ファーストガンダム→Zガンダムのパロディだろうと思っていましたが、どこにもそういうコメントがないので、それは関係ないようです。
Zガンダムでは、戦艦をうろちょろしていたカツレツキッカのうちカツだけパイロットになってレツとキッカがお腹の大きいフラウさんのそばにいましたが、アダイ組とキヨウさんの設定は、それとは関係ないようです(^_^;)
唯一なごめるニア+キヨウ&キヤルのシーンは、ニアがプロポーズを断る流れがちょーっと不自然な感じでちょーっとだけ不満なんですが、その後の展開はさすがに上手いなぁと思う。
キヤルの「えーと」とか、キヨウの「大事なのは気持ち!」とか、指輪を見てうれしそうなニアのあまりにも可愛い表情とか、アニキ像の前でガッツポーズをとったりロシウの前でふんぞり返ってみせるシモンとか。
そのままグラパールの活躍も見せてヴィラルの「やってることは螺旋王と同じ」まで一気に流れて行く、このへんはテンポが良くて、とても好き。
グラパールの、スマートだけどいかにも「軽そう」な銃撃音とか、SEまで芸が細かいです。
「なぜそう楽な道を行く」のセリフの背後で必殺技叫びがむなしく聞こえているという演出は、あまりにも秀逸だと思います。
そしてここから毎回「ジャーン!」という効果音が入りそうな、「次回どうなるッ!?」な終わり方(いわゆる「ヒキ」というやつですね)が始まります(^_^;)
『週刊グレンラガン』の始まり始まり〜です。
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