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アニメ『天元突破グレンラガン』について、個人があれこれつづるブログです。オフィシャルとは関係ありません。
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書き忘れましたが、カミナがダヤッカたちにグレン団メンバーの称号を与えるというくだりが、劇場版ではカットされていました。ダヤッカたちをかばうシーンだけが残っていました。

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劇場版(紅蓮篇)を見た後、改めて1話から見直してみました。
以降、感想です。第1話は感想長いです。


3部の敵役がロシウでなくてギンブレーだったら、こんなにも「揺さぶられる」ことはなかったんだろうなあ。典型的な「人の心がわからない冷たいエリートキャラ」ではなく(人物紹介だとどうしてもロシウはそういうふうに見えてしまうのだけれど)、アダイ村から自ら出てきたロシウにわざわざこの役をふったところが、一番のポイントだろうなあ。

ただ、ちょっとうがった見方をすると、ロシウは作り手さんたちの自己投影だったのかも、とも思う。

子どものころの夢をかなえてハッピーエンドを迎えても、人間はその先も生きていかなきゃならない。
理想の職業についても、したい仕事ができるとは限らない。
結婚して子が生まれても、大抵の人はそのうち子どもを怒鳴るはめになる。

いつのまにか、子どものころ絶対こんなふうにはなりたくないと思っていたオトナと同じことを、自分がしていることに気づいた時の愕然。

作り手さんはひょっとして、そういう自分を、子どものころ憧れていたヒーローに思いっきりぶん殴ってほしかったのかも知れないなあ、と思ってしまった。ちょっと嫌らしい見方ですけど。

ゲスト回メモ。

第28・29回 小西克幸さん(カミナ役)
第30・31回 福井裕佳梨さん(ニア役)
第34・35回 真鍋軍団
第38・39回 中島かずきさん
第42・43回 森小太郎さん
『グレンラガン』と『天の光はすべて星』のラストシーンに共通する「せつなさ」って、どこかで見たような気がする。

でも例によって思い出せないんです。記憶力ないからなー。読んだ本や見た映画のほとんどを忘れてるもんなー(^_^;)

祭りのあとのせつなさ。でもまだ全てが終わったわけではない感じ。

単純に、登場人物がみんな死んで終わり、というのとも違う。
終末モノとも違う。
最初に登場人物が過去を振り返るところから始まるような、センチメンタルなものとも違う。

むしろ物語の最中は結末がどこへ行くかわからなくて、ドタバタやお笑いもありで、ワクワクしながら楽しんでいたのに、気がついたら最後はこんなに遠くまで来てしまった、そういう感じ。

真っ先に思いついたのは、レイ・ブラッドベリの『火星年代記』でした。
連作短編集で、最後の一編は単独で読むと皮肉なオチ話にすぎないんだけど、第1話から続けて読んでくると、ラストシーンにたどり着いたとき、すごくせつなくなるのです。

SFじゃないけどガルシア・マルケスの『百年の孤独』。
怒濤のようにすべてが過ぎさっていく。

日本だと、光瀬龍の『百億の昼と千億の夜』はあまりにも一般人からかけ離れてしまうので、むしろ田中芳樹の『銀河英雄伝説』の「伝説は終わり歴史が始まる」の方が雰囲気が似ている気がするんですが、どうでしょう?

なんかもっとこう、他に適切な例がいっぱいありそうなんだけど、思い出せません(^_^;)

ラストだけ抜き出して見てもそれほど特別なシーンではないのに、最初から最後まで物語をたどる長い旅をしてくると、ぶわっとこみあげてくるものがある。そういう話……

あ、一番の大物は『指輪物語』だな! 最後のサムのセリフだな!
公式ブログでも表紙絵が発表されていました。
このぶんだと、今度こそ本当に出るみたいですね。

実はちょっとナーバスになってます。出るのはうれしいけど、これで終わりなんだ……と思うと、ちょっと。うう、すみません。

「ページ数がすごい」というのに期待してます。うんと厚いとうれしいな。



2008年9月、「ハヤカワ文庫の100冊」フェアのために書店店頭で配布されていた小冊子です。SF界の超大物アーサー・C・クラークの『宇宙のランデヴー』と並んで、フレドリック・ブラウンの『天の光はすべて星』も紹介されています。

で、どこにも「解説・中島かずき」の注釈がないのに、内容は本書よりグレンラガンの紹介になっています。

グレンラガンを知らないSFファンの人が見たら、何事かと思いますよね……(^_^;)

あ、本書の帯にはちゃんと「巻末エッセイ:中島かずき」の文字が入ってますよ〜。
復刻版が発売されてすぐ買って読んでいたのですが、昨日中島かずきさんのエッセイを読んでせつない気もちになって、感想を書いていたことを思い出しました。
いちおうあげておきます。
未読の方はネタバレご注意ください。



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