アニメ『天元突破グレンラガン』について、個人があれこれつづるブログです。オフィシャルとは関係ありません。
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Bパート〜Cパートの感想。やっと終わりました。
長くてとりとめないですが、螺巌篇公開前の、現時点での感想として上げておきます。
長くてとりとめないですが、螺巌篇公開前の、現時点での感想として上げておきます。
(その2からのつづき)
隔絶宇宙大爆発。地上大喜び。
アーク、超銀河、ラガンがいっぱい。
えーと、26話でシモンたちがとろーんとした表情になって以降、グレンラガンやアークや超銀河がいったいどうやってシモンの元へ来たのか、他の乗員がどうなっていたのか、自分の頭ではまったく理解できなかったです(^ ^;)
なぜかロシウからの通信が宇宙空間に響き渡ってます。
でもまぁ、そもそも宇宙空間での爆発とか音とかが、すでにアレですから(^ ^;)
そういえば、中島かずきさんが小説3巻でシモンとヴィラルの叫びの正体は「螺旋波動」で、そのエネルギーがムガンを破壊したと解説しているのが可笑しかったです。
どこかで、宇宙空間で大グレン団の旗がなびいているのは「螺旋粒子が噴出しているから」とも言っていたような(出典忘れ、間違っていたら済みません)。
こうやって、デタラメ大法螺話に律儀に屁理屈をつけていくところが、とても好きなんですよ。
すでに音楽は『Love Conservative』。
岩崎琢さんがライナーノートで「『これでもか!』というぐらい、お涙頂戴を目指してみました(笑) 」とおっしゃっているだけに、特に2回目以降見直すと、この曲が聞こえてきた時点で泣けてきます。
ココ爺がセリフを喋ります。中の人はヴィラルと同じだそうです。
ここは空港?
背景でさりげなく、キタンを失った三姉妹、お父ちゃんを失ったレイテ一家が描かれてます。
そして、美術の平間由香さんによれば「桜じゃないんですよ、なんか桜的なもの」が舞う、結婚式。
結婚式がキリスト教式っぽくて、絵コンテでも「ロシウ神父」となっていたのが、すごく引っかかっていました。カミサマにケンカ売る話だったのに、ロシウはカミサマを捨てて村を出てきた子だったのになぁ……と思っていました。
小説4巻で「ロシウが立ち会い人となる人前結婚式」とされていて、納得しました。
地球に帰ってからのニアとシモンが残された日々をどのように過ごしていたか、キタンを失った三姉妹の反応、ロシウがキタンたちの葬儀をどうしたか……など、ほんとにごく短く、さりげない補完が、小説4巻でなされています。
でもこれらが、それぞれの人柄や思いを表していて、小説で一番泣けたところでした。
ニアの消滅は……もう何も言うことないですよね?
「でもこんな……」はダリーが、「だったら螺旋の力を使えばいい。」はギミーが言います。
悲しみを受け入れようとするシモン、ヨーコ、ヴィラル、リーロンたち「オトナ」に対して、納得できない視聴者の思いを、「コドモ」の2人が代弁してくれる。
そんなギミーにコアドリルを握らせるシモン。
コアドリルの行方については、長くなるので別記事で。
最初にTVで見たときは、最終話はすごく短く感じられました。
シモンが去ったところで「えっ、もう終わり?」とあっけにとられていました。
その当時見ていた子ども向けアニメの最終回が、どれもこれも「次週からパート2が始まるよ!」のパターンだったので、「まぁ、どうせ『グレンラガン2』に続くんだろ……」という気分でエンディングを見ていたら、キャストの名前の出るところに「20年後のシモン」「20年後のロシウ」の文字が。そしていつもと違う『みんなのピース』の終わり方。
そしてCパート。
最初、「そうかロシウと司祭様は親子だったのか!」「リーロンは獣人だったのか!」と、ものすご〜く納得してしまいました! (笑)
【注意】中島かずきさんはどちらも否定しています。
***でもそう考えれば、「そうか、司祭様は真っ先に自分の奥さんを犠牲にしたから村人は誰も逆らわなかったのか! 自分と仲の悪い人ばかり選んでたらさすがに疑われるもんな! だからロシウも司祭様を責めなかったのか! ていうか、だからロシウが後継者だったのか! それでロシウは人を役職名で呼んだり、自分に親しい人ほど真っ先に犠牲にしようとしてたのか」とか、「だから爬虫類顔なのか! だから文字が読めたり、あれだけ都合良くメカに詳しかったのか! だからヴィラルに色目使ってたのか! だから温泉でも海でも脱がなかったのか! おカマというより魚や昆虫の一種みたいに性別が曖昧な種だったのか!」というように、今までのことがきれいに納得できますよねぇ?(^ ^;)***
女性であるヨーコの顔を出さないのは、スタッフの配慮らしいですが、キャストオーディオコメンタリーでカミナ役の小西さんは「こんなアゴになっちゃって……」と言ってるし、シベラは容赦なく顔が出てます(^ ^;)
グラパールがグレンラガンみたいになっていて混乱しましたが、これは強襲型グラパールだそうです。そしてギミーとダリーが乗るのは、グラパールではなくオリジナルのグレンラガンなんですね。
最終決戦後、シモンとニアが壊れたラガンに乗っている絵だけが印象的で、グレンラガンがどうなったのかよくわかっていませんでしたが、ヴィラルが帰還しているということはグレンも無事だったんですよね。理解度が低くてすみません。
「戦争に行くテンション」と中島かずきさんにつっこまれている、ヴィラル艦長。
まさか螺巌篇は、ヴィラル+アーテンボローの「先手必勝ぉお!」「主砲発射ぁあ!」で終わるんじゃないだろうな(笑)。ロシウが心労で倒れてシモンが「やれやれ、しょうがないな……」と立ち上がって終わったらイヤだな(笑)。
あ、でもマジでなりそうで怖い。
中島かずきさんがオーディオコメンタリーでしつこくつっこんでた箇所って、紅蓮篇でふくらんでますもんね(- -;)
……気をとりなおして、最終話の話に戻ります。
最後に流れるピアノの『お前のXXXで……』が本当に好きです。
「完」を最初に見たときは、軽い衝撃があったなぁ。
「これで、本当に終わりなんだ……」という衝撃。
最初は、それほど際立ったラストシーンとも思えませんでした。
淡々としすぎているように感じていました。
でも、見終わって、何だか納得できなくてモヤモヤした感じがたまってきて、それを納得するためにいろいろ読んだりグダグダ考えたりしているうちに、何度も見直すたびに、最後のシーンの重みがどんどん増してきました。
今では、このシーン以外のラストが考えられないぐらい、好きなラストシーンです。
小説では少し設定は変わっていますが、年老いたシモンが少年とともに空を見上げる、というところは変わっていません。
公式ブログのコメント欄、最終話の感想はいまだに増え続けているみたいです。
500をとうに超したコメントの中に、1話アバンの「天の光はすべて敵」と最終話の「天の光はすべて星」の対比を指摘しておられた方がいて、ああ、すごいなぁと思いました。
あのアバンは見切り発車的なところがあって、きれいに伏線回収できたとは言い難いけれど、この「天の光」の対比だけはすばらしかったと思います。それだけで1話アバンを肯定できます。
すべてが終わった後の静かな夜空、でもまだすべてが終わったわけではない。
これからの未来を担う世代が、希望に目を輝かせて傍らにいる。
螺巌篇ではどんなラストになるんだろう……
……やっぱり「主砲発射」?(^ ^;)
隔絶宇宙大爆発。地上大喜び。
アーク、超銀河、ラガンがいっぱい。
えーと、26話でシモンたちがとろーんとした表情になって以降、グレンラガンやアークや超銀河がいったいどうやってシモンの元へ来たのか、他の乗員がどうなっていたのか、自分の頭ではまったく理解できなかったです(^ ^;)
なぜかロシウからの通信が宇宙空間に響き渡ってます。
でもまぁ、そもそも宇宙空間での爆発とか音とかが、すでにアレですから(^ ^;)
そういえば、中島かずきさんが小説3巻でシモンとヴィラルの叫びの正体は「螺旋波動」で、そのエネルギーがムガンを破壊したと解説しているのが可笑しかったです。
どこかで、宇宙空間で大グレン団の旗がなびいているのは「螺旋粒子が噴出しているから」とも言っていたような(出典忘れ、間違っていたら済みません)。
こうやって、デタラメ大法螺話に律儀に屁理屈をつけていくところが、とても好きなんですよ。
すでに音楽は『Love Conservative』。
岩崎琢さんがライナーノートで「『これでもか!』というぐらい、お涙頂戴を目指してみました(笑) 」とおっしゃっているだけに、特に2回目以降見直すと、この曲が聞こえてきた時点で泣けてきます。
ココ爺がセリフを喋ります。中の人はヴィラルと同じだそうです。
ここは空港?
背景でさりげなく、キタンを失った三姉妹、お父ちゃんを失ったレイテ一家が描かれてます。
そして、美術の平間由香さんによれば「桜じゃないんですよ、なんか桜的なもの」が舞う、結婚式。
結婚式がキリスト教式っぽくて、絵コンテでも「ロシウ神父」となっていたのが、すごく引っかかっていました。カミサマにケンカ売る話だったのに、ロシウはカミサマを捨てて村を出てきた子だったのになぁ……と思っていました。
小説4巻で「ロシウが立ち会い人となる人前結婚式」とされていて、納得しました。
地球に帰ってからのニアとシモンが残された日々をどのように過ごしていたか、キタンを失った三姉妹の反応、ロシウがキタンたちの葬儀をどうしたか……など、ほんとにごく短く、さりげない補完が、小説4巻でなされています。
でもこれらが、それぞれの人柄や思いを表していて、小説で一番泣けたところでした。
ニアの消滅は……もう何も言うことないですよね?
「でもこんな……」はダリーが、「だったら螺旋の力を使えばいい。」はギミーが言います。
悲しみを受け入れようとするシモン、ヨーコ、ヴィラル、リーロンたち「オトナ」に対して、納得できない視聴者の思いを、「コドモ」の2人が代弁してくれる。
そんなギミーにコアドリルを握らせるシモン。
コアドリルの行方については、長くなるので別記事で。
最初にTVで見たときは、最終話はすごく短く感じられました。
シモンが去ったところで「えっ、もう終わり?」とあっけにとられていました。
その当時見ていた子ども向けアニメの最終回が、どれもこれも「次週からパート2が始まるよ!」のパターンだったので、「まぁ、どうせ『グレンラガン2』に続くんだろ……」という気分でエンディングを見ていたら、キャストの名前の出るところに「20年後のシモン」「20年後のロシウ」の文字が。そしていつもと違う『みんなのピース』の終わり方。
そしてCパート。
最初、「そうかロシウと司祭様は親子だったのか!」「リーロンは獣人だったのか!」と、ものすご〜く納得してしまいました! (笑)
【注意】中島かずきさんはどちらも否定しています。
***でもそう考えれば、「そうか、司祭様は真っ先に自分の奥さんを犠牲にしたから村人は誰も逆らわなかったのか! 自分と仲の悪い人ばかり選んでたらさすがに疑われるもんな! だからロシウも司祭様を責めなかったのか! ていうか、だからロシウが後継者だったのか! それでロシウは人を役職名で呼んだり、自分に親しい人ほど真っ先に犠牲にしようとしてたのか」とか、「だから爬虫類顔なのか! だから文字が読めたり、あれだけ都合良くメカに詳しかったのか! だからヴィラルに色目使ってたのか! だから温泉でも海でも脱がなかったのか! おカマというより魚や昆虫の一種みたいに性別が曖昧な種だったのか!」というように、今までのことがきれいに納得できますよねぇ?(^ ^;)***
女性であるヨーコの顔を出さないのは、スタッフの配慮らしいですが、キャストオーディオコメンタリーでカミナ役の小西さんは「こんなアゴになっちゃって……」と言ってるし、シベラは容赦なく顔が出てます(^ ^;)
グラパールがグレンラガンみたいになっていて混乱しましたが、これは強襲型グラパールだそうです。そしてギミーとダリーが乗るのは、グラパールではなくオリジナルのグレンラガンなんですね。
最終決戦後、シモンとニアが壊れたラガンに乗っている絵だけが印象的で、グレンラガンがどうなったのかよくわかっていませんでしたが、ヴィラルが帰還しているということはグレンも無事だったんですよね。理解度が低くてすみません。
「戦争に行くテンション」と中島かずきさんにつっこまれている、ヴィラル艦長。
まさか螺巌篇は、ヴィラル+アーテンボローの「先手必勝ぉお!」「主砲発射ぁあ!」で終わるんじゃないだろうな(笑)。ロシウが心労で倒れてシモンが「やれやれ、しょうがないな……」と立ち上がって終わったらイヤだな(笑)。
あ、でもマジでなりそうで怖い。
中島かずきさんがオーディオコメンタリーでしつこくつっこんでた箇所って、紅蓮篇でふくらんでますもんね(- -;)
……気をとりなおして、最終話の話に戻ります。
最後に流れるピアノの『お前のXXXで……』が本当に好きです。
「完」を最初に見たときは、軽い衝撃があったなぁ。
「これで、本当に終わりなんだ……」という衝撃。
最初は、それほど際立ったラストシーンとも思えませんでした。
淡々としすぎているように感じていました。
でも、見終わって、何だか納得できなくてモヤモヤした感じがたまってきて、それを納得するためにいろいろ読んだりグダグダ考えたりしているうちに、何度も見直すたびに、最後のシーンの重みがどんどん増してきました。
今では、このシーン以外のラストが考えられないぐらい、好きなラストシーンです。
小説では少し設定は変わっていますが、年老いたシモンが少年とともに空を見上げる、というところは変わっていません。
公式ブログのコメント欄、最終話の感想はいまだに増え続けているみたいです。
500をとうに超したコメントの中に、1話アバンの「天の光はすべて敵」と最終話の「天の光はすべて星」の対比を指摘しておられた方がいて、ああ、すごいなぁと思いました。
あのアバンは見切り発車的なところがあって、きれいに伏線回収できたとは言い難いけれど、この「天の光」の対比だけはすばらしかったと思います。それだけで1話アバンを肯定できます。
すべてが終わった後の静かな夜空、でもまだすべてが終わったわけではない。
これからの未来を担う世代が、希望に目を輝かせて傍らにいる。
螺巌篇ではどんなラストになるんだろう……
……やっぱり「主砲発射」?(^ ^;)
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