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アニメ『天元突破グレンラガン』について、個人があれこれつづるブログです。オフィシャルとは関係ありません。
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*ここから話は3部から離れますが、「3部考・7」のつづきなのでカテゴリーは「3部考」に入れておきます。


何度もしつこく書いてますが、自分はグレンラガンの「4部構成」に惚れこんでます。
構造美というか、様式美というか。

この4部構成、サブタイトルや次回予告から見ると、

「1部カミナ/2部ニア/3部ロシウ/4部シモン」の物語

という見方も出来ますが、「世代交代」というテーマから考えると、

「1部カミナ→2部シモン→3部ロシウ→4部ギミー」の物語

にもなっていますよね?

ヨーコやニアやキタンが周りで大活躍してるんで、わかりづらいですが。

1部で、幼いころは父について行くことができなかったカミナは、地上を目指します。父に会いたかったのではなく、行けるようになった自分を見てもらいたかったのだとシモンが代弁しています。

2部で、1部では「アニキがいなければ何も出来ない」と言っていたシモンは、「俺はアニキじゃない」と悟り、自分の力で立ち上がり、周囲の仲間と協力し、大切な人を守れるようになります。

3部で、2部ではシモンさん大好き小僧だったロシウは、シモンと決別し、自分なりのやり方で世界を守ろうとします。

4部で、3部ではロシウの命令に一度も逆らわず、シモンやキタンをややバカにしているようだったギミーは、宇宙に出て、ジョーガン&バリンボーやキタンたちの生き様と死に様に大きな影響を受け、最終決戦を戦い抜きます。

それぞれの部で、この4人は、上の世代から何らかの形で影響を受け、それを継いだり反発したりしながら自分の道を歩き始めるのです。

カミナはそれまで人間たちが出来なかったガンメン乗っ取りを実行し、歴史を変えた「起」の人です。
シモンはカミナの遺志を継「承」します。
ロシウが中心となる3部は物語全体の「転」の部分です。
で、最後はギミーがコアドリルとグレンラガンを受け継ぐわけですが、これは「結」ではなく「続」と言いたいところですね。
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