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アニメ『天元突破グレンラガン』について、個人があれこれつづるブログです。オフィシャルとは関係ありません。
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紅蓮篇を見た後TV版DVDを見直した感想をここに書いてきましたが、27話感想はちょっと止めていました。
特に小説4巻を読んでからは、TV版3・4部の不満が一気に噴出してしまって、「そうそう、ここが見てて納得できなかったんだよ!」だらけになってしまったので(- -;)
ちょっと反省していました。

でも、螺巌篇公開前には、書き直してアップしておこうと思っています。

いろいろ不満を書いてしまいましたが、グレンラガンは、見ている最中は夢中になって見ていられるんです。
それは文句なしに動きまくる映像の力であり、音楽の力であり、演出の力だと思っています。


数年前にあるアニメを見ていて、とてもつらかったことがあります。
アニメに詳しくないので、最初、何がつらいのかさっぱりわかりませんでした。
絵もきれいで、音楽もきれいで、話や設定も原作付きだからちゃんとしているはずなのに、見ていて苦痛だったのです。

結局は「動かない」からだったと、今ならわかります。

人物の顔や瞳のアップばかり。人物の顔が大写しになってもセリフはなく、声優さんの「……ンッ」というような息づかいだけ。バトルシーンになると、やたらと盛り上がる音楽がかかる一方で、スローモーションになったり、止め絵になったりする。街に群衆がいない。動物が出てこない。馬に乗るシーンなどはカット。
そしてやたらと光のシーンが多い。特殊効果、と、いうんでしょうか。

素人の自分でも、キャラクターの顔だけ描く方が群衆や戦闘シーンを描くより簡単なんだろうな、とか、光で効果をつければ手抜きの絵でもきれいに見えるんだろうな、ということは、たやすく想像できてしまいます。

何より、映像の切り替わりが遅くて、間(ま)が悪くて、見ている方の気持ちとテンポが合わないんです。
イライラして、腹が立つというよりも生理的に気持ち悪くて、見るのを止めました。

グレンラガンの感想を書こうとすると、自分はつい、ストーリーやキャラクターのことばかり語ってしまいます。

でもその前に、グレンラガンがきちんとアニメーションとして成立している、しかも類いまれなる良く出来たアニメーションだからこそ、心置きなくストーリーに夢中になれるんですよね。

特に第1話などは、何も考えずに見ているだけで気持ちいい。
「動くこと」自体がこれほどの快楽だとは、今まで考えたこともありませんでした。

動く絵、アニメーションとして、グレンラガンはこれまで見た中の最高傑作に入ると思っています。
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